「エクストラヴァージンオリーブオイル」とは、
オリーブの実を搾っただけの“100%天然のオリーブジュース”のこと。
化学的処理を一切行わない“一番搾りのオイル”で、
酸度(※1)が0.8%以下のものをいいます。
一方、「ピュアオリーブオイル」とは、酸度が高いため食用には向かない
ランパンテオリーブオイルを精製したものに、
エクストラヴァージンもしくは、ヴァージンオリーブオイルを
ブレンドして作られたオリーブオイルを言います。
イタリアでは、「ピュアオリーブオイル」と呼ばず、
単に「オリーブオイル」と呼ばれています。ほとんどの一般家庭では、
エクストラヴァージンオリーブオイルを使用しています。
※1) 酸度とは、脂肪酸が何%遊離しているかという酸化の度合いのことです。
酸度1.0%とは、100gのオイルのうち1gの脂肪酸が遊離しているということになります。
この数値が低いほど、酸化していない高品質なオイルといえますが、
味わいや香りも大切なオイルの要素ですので、一つの目安と考えれば良いでしょう。